1.胎教の音楽とスイスオルゴール

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 胎教の音楽にオルゴールの美しい生のひびきを

● 胎教に生の美しい音楽を −
  お腹の赤ちゃんに生の美しい音楽を聴かせて上げましょう −

ヴァイオリニストとピアニストが結婚して、子供にヴァイオリンを教えました。ある日、 この子が自分たちの教えたことのない曲を流ちょうに弾くのに驚かされます。「教えたこ とがない、でもこの曲は,私達が結婚してから、すぐに演奏会に使ったことがある、そ の時は、この子はお腹の中に居た!」 繰り返す音楽は胎児に丸ごと記憶されることが実証 されています。演奏会の為の繰り返される音楽が胎教に優れた効果を持っていることがこれで 理解されます。

バイオリンは90キロヘルツの高周波を持ち、 ピアノは11キロヘルツが上限の低周波の楽器ですから、この高周波と低周波を持つ音楽が羊水に 浮かぶ胎児に届いていた事例として貴重なお話しです。二人のレッスンはこの事例からも判りますが、 楽器の組み合わせとしては理想的な胎教の音楽だと云えましょう。

「耳の未だ出来ていない胎児に音楽など記憶 されるはずがない,胎教には無理だ」という常識がくつがえりました。又CDやテープでも胎教に 良いという常識も覆りました。低・高周波を豊富に持つ生の音楽、しかも美しさまで高められ音楽を 大切な赤ちゃんに選んで上げましょう。

● 低・高周波を持つ"生のひびき”に胎教の音楽として優れた効果がありました

いるかや鯨は、高周波でお話しをし、低周波で遠くの仲間と連絡を取ることが海洋動物 の科学者達によって解明されています。羊水の中にいる胎児は、低・高周波を持つ音楽が 届き記憶されることが科学的に解明され、NHKの総合テレビで2度にわたって放映されました。 CDなどの電気録音された音楽はお腹の赤ちゃんに届かないことはもう20年前にも放映されて 科学者の間では常識とされています。

私達が耳で聞こえる可聴域の周波数帯20ヘルツから20 キロヘルツの音、即ち電気の再生音ではお腹の赤ちゃんに十分な音の世界を届けられない ことが体内の音を聴く実験の結果で判明しています。
生の美しい音楽が胎教の音楽に大切である のです。電気の録音・再生の音では胎教における音楽・情緒教育は不足だという ことが上の事例からもはっきりしています。


● 大阪音大の西岡学長から「テープに録音された音では鳥は言葉を覚えない」という 優れた研究結果を発表されました。

物覚えをする九官鳥から鶯に至る10羽の鳥を飼育しました。生後3ヶ月から物覚えが始まるそうです。 「鳥のオルゴールのバードボックスを選んで繰り返し鳥達に聴かせます。オルゴールの鳥の鳴き真似を してそれを当たり前のように鳴くのです。別の機会に今度はオルゴールの鳥の声をテープに録音し繰り返して聞かせますが 鳥は一切物覚えをしません。CDでは検証していませんが、電気の録音再生音では鳥は母親の言葉や歌を 継承しないということになりましょうか?」

これは大変ユニークで面白い実験だと思います。私はこれを初めて聞いたとき飛び上がるほどに驚きました。 生の音や声は成長期の教育に大切だと主張して来ましたので我が意を得たりと感心しました。

生の美しい音楽が胎教を含めて子供の教育に重大な影響のあることが判ります。音楽が生命を 維持する為に重要な働きをするなら、生の音楽が現代の教育の根本に取り上げられ、もっと重視 されるべきではないでしょうか? 無機質で、無表情、無感動は現代の電気の音や言葉にのみ 依存して、教育を行って来た弊害ではないでしょうか? 電気の録音・再生の音では胎教における音楽 や子供の情緒教育には不足だということが上の事例からもはっきりしていると考えます。

● オルゴール職人達が求めた美しいひびき

オルゴールの持つ生の響きを高度な周波数測定器で測ってみましたところ、3.75ヘ ルツの超低周波から100キロヘルツを超える超高周波までも含んでいる優れた音の世界 のあることが当研究室で判明しました。胎教に最も優れた音楽の箱と云っていいでしょう。

ゼンマイ一つで、箱の中から、美しい響きの音楽を繰り返して届けるオルゴールはこの世に 胎教の為に生まれて来たのではないかと思われる程です。

200年の伝統を持つスイスのオル ゴール職人達が代々受け継いで美しい響きを追求した結果、優れた音の世界”ひびき”を創り上げ、 心身に良い波動をもたらしているのです。そのことに現代の医学や科学が解明しています。日々の 新たな発見に驚かされます。職人達の選ぶハガネの音、調律法、木の材質など優れた感性によって 造られた貴重な職人の世界もまた優れた効果として現代の教育に重要視していかなけらばならないと 思います。



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